Hiroyuki Nakano Blogで「3D編集 zalman stereo toolbox le」と一致するもの

長い間、格闘していた3D編集に光明あり。

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すぐに3Dが見れる楽しい編集方法

1:タイムライン
撮影した素材の左目と右目の映像を ファイナルカットなり
プレミアなりノンリニア編集に 上下で(レイヤー3に右、レイヤー1に左目)並べる。

 2:シンクロ
カチンコ代わりに現場で手を叩いた音の波形で 頭を合わしてシンクロさせて、
ひだりの音声のみ活かす。

 3:位置と視差合わせ
右目(レイヤー3)の不透明度を50%くらいにして 左目の映像を重ね合わせて、
一番見たいところが キレイに重なる様にする。大きさなどもできるかぎり
 ずらしてみて重なるところをたくさん合わせて行く。
 一体型のパナソニックDA1とFUJIのW3D以外では、 ここまでは必ず必要な作業。

4:カラコレ
左右で一体型のカメラであってもフレアとかの影響で 明るかったり色も違うので
カラコレを左目から合わす。

 5:フィールドマスク合成
 浅草のミキさんから指示頂いたこの手法。素晴らしいです。
 レイヤー2にフィールドマスクを乗せます。 次に、レイヤー3の右目に対して、
ファイナルカットでは、 右ボタンプルダウンで合成の項目から
トラベリングアルファマット を選んで合成します。
すると、立体映像(インターレス)になるのです。
 これで、サブモニターのZALMANに100%表示すれば パキっと3Dが
即見れるわけです。 3D STEREO TOOL BOX LEで見るだけの為に
 費やす10行程が省けるのと、とりあえずインターレスで いいから
見て楽しみたいときや、OK素材選びに最適です。
レンダリングは10%で済みます。
これで位置の微調整もレイヤー3を動かせばコンバージェンスも
 変えれますし、色を変える時には合成モードを一度標準モードに するといいです。
そして表示を50%にして、レイアウトをし直す。
クイックタイムは29.97fpsでも60iでもどちらでもちゃんと立体視できます。
ただ、なぜか、FCPに書き出したQTを乗せると立体視できなかったりで、
ちょっと、調査中です。

これが フィールドマスクです。デスクトップにドラッグしてダウンロードして使って下さい。

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WINDOWSとMACで、3Dモニターをつなぎ返るのが大変なので
ラトックのREX-230を買いました。¥9600くらいですっごい便利になった。
一つのモニターで2つのパソコンからの映像を表示切り替えできます。

結局、特別に3Dのアプリケーションは必要ない事が判明。

驚愕のフィールドマスク方式!


カット内で変り続ける視差も右目のレイヤーだけに
モーションでポイントをどんどん追いかけてあげれば
大変見やすい仕上がりになります。
そのために左右共に元素材の105%くらいの拡大をしてから
作業に入るといいですね。

まあ、5分でやっと5秒の立体映像が見れる速度では
3Dアプリとは言え、編集っていうクリエイティブに入れない。
見るだけで大変すぎますからね。

3Dテレビモニターに出力する場合は、サイドバイサイドにしないと
いけないので、やはりアプリは必要ですが、きのう30分書き出そうと
レイヤー3のシーケンスと1のシーケンスをそれぞれ作って
もう一つのシーケンスに左のシーケンスを置いて、ステレオTOOLBOXの
フィルターをかけると様々な出力が選べる訳ですが
30分で24時間のレンダリングと出たのでやめました。(笑)

シーケンスを左と右でQTに書き出して、
50%縦つぶしして、左右に置いてレンダリングのほうが
圧倒的に早いです。
いずれにしてもプロならば、左右両方の映像フルHDで
納品する事になりますからね。
とするとやはり

3D篇集
アプリは買わなくていいことになります。

3Dは本当に楽しいですよー。

Canon iVIS HFS21 Stereo Camのセッティング
望遠気味で撮れば、カメラの中心幅75mmも
推奨の65mmのようになるので問題なし。
ワイドを装着するとさらにカメラとカメラの間隔が広がるが
ごちゃごちゃしてない背景なら問題なかった。
水平レベルだけは、すごく真剣にやっておく方がいいですよ。
この機種にはの画質劣化しないデジタルズームがあって、
それで望遠とノーマル広角を切り替えて
撮影をすれば、ズームも連動しないので、画角を
会わせるのが感に頼るところもうまくいきます。
ソニーのlankリモートみたいな2台を操作するリモコンは
世界にはありますが、6万くらいしますので。


HFS21 STEREO CAM.jpg






5178932952_08020123e4.jpg http://www.flickr.com/photos/hiroyukinakano/sets/72157625391864616/

日光に行って、立体映像と写真、7Dで動画を撮って来た。
 フリッカーにアップしてありますので、デスクトップなどにどうぞ。
来週は京都に行って、立体映像撮影です。

 さて、3D編集に関して、twitterで情報があって、
マックで、編集の場合、stereo toolbox LEとファイナルカットで、
インターレス(表示100%)にして
ZALMANのモニターに映像が出ました。
これで、見ながらコンバージェンス(視差)も調整可能になり、
大幅に作業が短縮されました。
ただし、視差は動きやカットの中でも変る為に
これと決めたら、そこだけを左右別々のQTに書き出してから
作業しないと途中でつまむ事もできませんし、レンダリングも相当
時間かかるので、準備してからです。(RAID+MACPROで5分の素材が1時間)
とはいうものの、マックで立体視できたのがとにかくうれしい。
アフターエフェクツの3Dメガネというエフェクターでも
出力できました。23インチのZALMANだと、非常に見づらいですが、
コンバージェンスをスライダーバーで見ながら調整できるので
ポイント高いです。見づらいのは縮小して全体が見れる様にすると
インターレスで立体視するそのラインがずれるので立体しなくなるから。

下記のリンクにStereo Tool boxのプロ版の使い方が載ってました。

http://www.web3dnews.org/post_1/index.html


Stereo tool box のPro¥151200
                           LE ¥10080
その違い http://www.cvalley.co.jp/fcp_plugin/dashwood/stereo_3d_toolbox/full_le.html
購入先 http://www.cvalley.co.jp/fcp_plugin/dashwood/stereo_3d_toolbox/index.html

LEでは、左右のクリップの細かい調整ができなくて
左を基準にした場合、右だけを調整して合わせる感じです。
まあ、プロ版がいいに決まってますが、高い。
AEの3Dメガネで調整すればいいとも言えるし。

CineformNeo3D+AjaKona3が最強だけど仕事決まって予算が
出てから買うべし。
インデイーズじゃなくて仕事ならこれです
http://www.pronews.jp/special/1008311830.html




マックとファイナルカットを持っているならば、
stereo toolbox LEとZALMANのモニターを買い足すだけで
立体映像ができます。5万しないですね。
AE持ってるならば、モニターだけでもOKですね。

これで、明日も日光に行って、撮影してきて、テストしたりして
来週の京都が本番っていうか、建物込みの引きサイズで
撮影ができるというものです。

案外に、紅葉は立体効果がすごくて、一番いいんじゃないかって
思うくらいにちゃんと枝や葉の奥行きが出ます。
綺麗な日本を残すプロジェクト、JAPAN 3D
頑張りますー。